旅日記 8/19(日)

本日はヒヴァからブハラまで約460kmのロングドライブの日。

朝は明け方(6:00頃)前に目が覚めたので、ホテルの廊下側に出て日の出を少し見ていた。中庭なので直接日の出は見られないが、少しずつ空が明るくなって行く様子や鳥たちが目覚めて飛び立っていく様子が見えた。

朝食は7:00から昨晩と同じ場所で。ガイドさんが来るかどうかよく分からなかったので3人席に。でも2人で良かったみたい。ナンとジャム、蜂蜜、ヨーグルト、ソーセージ?、チーズ、珈琲など。後で目玉焼きとクレープが二人それぞれに出てきた。昨晩どちらが良いか聞かれたのは何だったんだろう?卵の黄身の色が日本のモノに比べて薄いのも面白い。

Ma'mun Academy 食事後、壁を見ていると昨年開催された「ホレズム・マ’ムン・アカデミーと世界の科学の発展の中の役割」とでも題する国際会議の掲示がそのまま残されていた。欧州が中世の時代、イスラームの方が科学、文化的に高いレベルにあったのだが、最近その科学史の中での見直しが進んでいるらしい。

朝食から戻る途中で昨日の仔猫を見かける。嫁さんに頼まれて日本から持ってきたお菓子を部屋から取ってきた。少し砕いてやっていたが、一生懸命食べていた。嫁さんの話ではかわいそうな子でもらい手を探しているらしい。

ホテルの入り口にも土産物があったので、スザニのメガネ入れを買った。また、ホテルに両替所があったので$40両替した。タシュケントでは$20が500cym×49枚に対してこちらでは$40が1000cym×48枚なので、タシュケントの方がレートは良かったことになる。

8:45までに荷物を外に出すとポーターさんが運んでくれることになっていたが、少し早めに荷物を出すとちょうどポーターさんが居てしたまで運んでくれた。までは良かったのだが、待ち合わせに早すぎるのでどこに持って行って貰ったらいいのかよく分からないが、昨日車を降りた場所であろうから、そこまで運んで貰った。いずれにせよ待ち合わせには早すぎるのと待ち合わせがロビーだったので、行き違っていたらまずいと思ってロビーに行ってみたりしているうちに、昨日車を降りた場所にガイドさんが来ていた。車に荷物を載せてから、バザールとイチャンカラの外にある夏の離宮?を見に行く。

バザール

バザール 昨日寄らなかった白のモスク?へ立ち寄ってからバザールへ。バザールは反対側の東門の外にある。まずは中庭に天井を張った場所から。入り口には子供向けのおもちゃが置いてあった。自転車、結婚式の衣装、家具、ケーキ(お菓子や誕生ケーキも)などを売っている。

さらに、途中で木製のスプーンを買ったり、ウズベキスタンの料理本を見たりしながら東門の外へ。こちらが本格的なバザールになっていた。日曜日は買い物の日だそうで、沢山の買い物客が繰り出している。民族衣装を着た女性が多くて全体にカラフル。気をつけないとはぐれてしまいそうになりながら、見学していた。ピーナッツなどの豆類、乾燥フルーツばかり扱うコーナー、果物、野菜、肉、パスタ、ナン、香辛料、洗剤などの日用雑貨、と商品毎に場所が分かれていて、それぞれのコーナー毎に何件もの店?が出ている。ガイドさんはピーナッツを一袋買っていた。後で車の中で分けて頂いた。乾燥フルーツや豆類はおやつなんだそうだ。

バザールの喧噪を後にして、再び西門に向かう。西門を出てイチャンカラを取り囲む城塞を外から眺めながら北へ向かう。途中で奥さんは子供達を撮影、お礼にアンパンマンの絆創膏をプレゼントしていた。アンパンマンは子供達に大人気である。TV放映していたらしい。5分くらい歩くとヌルッラバイ宮殿に到着。ここは比較的新しく、ロシアを通じてヨーロッパの影響を受けており、暖炉シャンデリア、大きな姿見、天井に天使の絵が描いてあるなど、イチャンカラの建物とは違った印象である。

ブハラへ

ヌルッラバイ宮殿から戻って、一旦西門からイチャンカラへ。車に向かう途中で猫ちゃんにお別れをした。車は南門から出て、昨日のルートを逆に辿りながらウルゲンチへ。途中、ロバが荷車を引いていたり、スイカ・メロンを売っていたりという風景は変わらない。ウルゲンチの郊外に出るとしばらくは畑の中を走っていく。30分ほど走るとゲートがあって何かな?と思ったらすぐにアムダリヤ側を渡る橋があった。この橋は浮き橋で所々狭い所、アップダウンがあり、行き違う車がお互いにやり過ごしながらゆっくり通過している。その横を渡る人、自転車、馬、ロバ。

橋を越えてもしばらくは畑の中だったが、鉄道が見えてきて鉄道の下をくぐった辺りから殺風景に変わってきた。背の低い木がまばらに生えていて後は砂と言うよりは岩という感じ。いよいよ砂漠であろうか。それでもしばらくは右手にアムダリヤ川が見え隠れしていた。1時間以上走った辺りでドライブイン(チャイハナ?)のような場所があって、トイレ休憩だという。右の写真のようにトイレはあるのだが、水のない季節には流せないので開けて貰えない。ということで岩陰で用を足しておいで、ということでした。

この先で道はアムダリヤ川から離れて、いよいよ本格的に砂漠である。しばらく行くと行くと検問所があった。後で聞いたところ、州の境界や大きな町の出入り口には検問所があって、通常時は簡単に通れるけど大きな行事やテロとかがあると厳しくなるそうだ。砂漠といってもサハラのように一面砂ではなく、背の低い木がまばらに生えている。背の低い木は種を蒔いているらしい。時々放牧であろう牛や羊の群れを見かける。途中で寝てしまったが、さらに1時間ほど走って少し集落が見えたところで、再びドライブイン。ここで目的のラグマン(うどんみたいなものです)という料理が出るなら昼食にしましょう、ということになった。1:00pmすぎ。残念ながらラグマンは無いと言うことで、次の店は1時間先だとか。車に乗りっぱなしでお腹も空いていないので、次でOKにした。

さらに一時間後(途中はたぶん寝てしまっていたが)、次のチャイハナに到着。ここでは、長距離トラックが何台も停まっていて運転手と思しき人たちがお茶を飲みながら横になって休んでいる。ここでラグマンというトマトスープベースのうどんとシシカバブを頂いた。シシカバブは観光客向けということで牛肉にしてもらった。出てきたスプーン、フォークを運転手さんが消毒と称してお茶で洗っていたのがちょっと気になったけど・・・。ラグマンの麺は太さが不揃いで素朴な感じ。トマトベースも悪くない。食べたことはないけどヒメジにあるトマトラーメンのような物だろうか?シシカバブは肉に香辛料でしっかり味付けがしてあって、香ばしくておいしかった。座った席の横で地元の音楽だろうか(後で聞いたらロシアのものだったらしい)、ビデオクリップDVDがずと流れていた。曲の感じが日本風でなくてちょっと面白い。楽器やリズムに中央アジア風のものが混じっているような気がした。店の外は一面砂漠であるが、割と風があるので何となく日本の砂浜にある海の家の感じがする。

遅めのお昼を頂いた後、再びブハラに向かって出発。やはり途中で時々牛や羊の群れを見ながら、あまり変わらない風景を見ながらの旅。砂漠では所々で天然ガスを採掘したりしているらしい。工場のようなものも見かけたが、ガス田だったのかもしれない。1時間半ほど走ったところでトイレ休憩。ここは一応トイレが使えるが、くみ取り式なのでなかなかのものであった。手前の"M"が男性用、裏に"F"の女性用の入り口がある。

さらに進むと周りの風景が変わってきて、畑や緑が見えるようになってきた。少し行くと小さな町があったりして、人の動きが見えるようになる。またロバや馬が荷物を引いて道の横を歩いていたり、道ばたで牛や羊が草をはんでいたりして、生活が感じられるようになり、やがて小さな町を通り過ぎた。気が付くと町に入っていて、ブハラに到着したそうだ。町中を抜けて今日の宿泊先、ブハラ・パレス・ホテルに到着した。運転手さん、途中昼食以外は走りっぱなしでお疲れ様でした。到着したのは5:30pmくらい。時計のストップウォッチで計っていたが、7時間半くらい走っていたことになる。

ブハラ

ホテルではまたガイドさんがチェックイン手続きをしてくれた。その間に別の日本人団体が到着していた。このホテルは大きくてお土産、DPE、郵便局、バー、プールなどがある。部屋は119号室、なにか覚えやすい番号である。1Fなのだが、エレベータで上がれという。受付のあるフロアは一階ではないらしい。ガイドさんを通じてドライヤーを持ってきてくれるようにお願いした。部屋に上がって1時間ほど休憩した後、7:00pmごろからホテルの隣のレストランに食事に行く。我々は外のテラスで、レストランの部屋の中には日本人の団体が居たようだ。日没が8:00pm頃なのでまだ外は明るく、テラスの方が気持ちよく食事が出来たと思う。

テーブルにはナンが置かれていた。ヒヴァのナンと違って周りがふくらんでいる。他にチーズとヨーグルトの中間みたいなもの、これはパンに塗って食べるようだ。トマト、キュウリのサラダ。

スープは赤カブのスープ。メインはボルシチであるが、だいたいスープ当たりで日本人にはお腹一杯になってくる。でも壷に入ったボルシチも美味しい。

デザートはアイスクリームだったが、最初見たときは冷や奴だと思った(^^;。これも美味しい。お腹パンパンだけど。

食事の後、明日は9:00amにロビーでと約束してガイドさんと別れた後、ホテルの中を探検。ロビーではバイオリンとピアノの演奏が行われていた。おみやげ屋さんを覗くとスザニや指輪、宝飾品、チェス盤などなど、色々な物を売っている。奥さんは色々悩んだ末に$20でトルコ石の指輪を買った。その後少しバイオリンの演奏を聴いてから部屋に引き上げた。

テレビを見るが、NHKが映るというチャネルは地元放送。BBCを見ていると、なにやら沖縄で飛行機が燃えたとかいうテロップが流れている。少々心配。

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